2001年9月1日から始まった「酢語録」。あの頃はまだ「ブログ」という言葉さえ一般的ではなく、ただの日記形式として静かにスタートした。それが少しずつ形を変え、やがて時代の流れとともにblog化し、そして2025年からは「酢語録BLOG2.0」として新たな場所へ移り、今こうして24周年を迎えたのである。
文章を書くという行為は、単なる記録ではなく、自分の考えや思いを吐き出す作業であった。もともと自分の意見を人前に出すことが得意ではなかった。しかし「酢語録」を通して文字にすることで、心の奥にある思いや価値観を形にすることができた。書くことで初めて伝わる自分があり、その積み重ねが自分自身を育ててくれたのだ。
もし「酢語録」が存在しなかったとすれば、今の自分はまったく違う姿だっただろう。文章を書く習慣が、自分の考えを整理し、表現する力を培い、時に迷いを晴らすきっかけにもなった。それは人生を変えてくれた存在であるといっても過言ではない。24年という年月の重みを思えば、ただただ感慨深い。
苦しい事、つらい事、悲しい事――さまざまな試練があっても、心を静めて振り返る力をくれた酢語録。くじけぬように足元に根を張り、迷わぬように心を磨いてきた日々が24年という歳月だった。まだまだ未熟なので、いろいろ迷うし試行錯誤の日々ではあるのだが、その一歩一歩が自分を形づくってきた。
この節目にあらためて思うことは、「自分らしく生きる」ということだ。周囲の評価や視線に惑わされる必要はない。誰かに振り回されるのではなく、自分の信じる道を歩むこと。それができれば、おのずと未来は開けると信じている。
また、この歩みを支えてくれた多くの人々への感謝を忘れることはできない。日々の更新を見守り、励ましの言葉をくれた人たち、静かに寄り添ってくれた人たち。その存在があったからこそ、ここまで続けてこられた。酢語録は決して自分ひとりのものではなく、共に歩んできた人々と紡いできた軌跡でもある。
未来に向けての抱負をひとつ述べるならば、これからも「言葉を通じて自分を磨き続ける」ということだ。時代は移り変わり、媒体も形を変えていく。しかし、言葉を綴るという行為の本質は変わらない。日々の思索や実感を記録し、未来へつなげていく。その営みを続けることが、自分の使命であるように思う。
「酢語録」はこれからも歩みを止めない。支えてくれる人への感謝を胸に、自分を信じ、自分を貫き、言葉を綴り続ける。その先にまた新しい景色が見えることを願って、25年目への一歩を踏み出す。
――酢語録24周年の今日に、心からの感謝と未来への決意を込めて。
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