私はわりとお酒が好きなほうだ。ビールもワインも日本酒も焼酎もいける。だから、飲み会にはだいたい顔を出す。職場の懇親会はもちろん、勉強会や研修会のあとの飲み会にも高確率で参加している。というか、正直に言えば、研修より飲み会が本命だったりもする。
そこは、ただの雑談の場ではない。肩書きや立場を少し横に置き、素のままで話せる貴重な時間なのだ。そこでポロッと本音が出て、意外な一面を知ったり、急に距離が縮まったりする。あの空気感が、なんとも心地よい。
実際、飲み会の場で生まれた企画やつながりは少なくない。真面目な会議では出てこないようなアイデアが、酔った勢いでふと飛び出すこともあるし、「あのとき一緒に飲んだ」という共有の記憶が、仕事での連携や信頼関係を深めることにつながることもある。
飲み会の場で、実際に大きな仕事の話が動いたことも何度かある。最初は何気ない雑談の中で話題に上がっただけだったのに、気がつけばプロジェクトとして本格的に立ち上がっていたり、重要な意思決定のきっかけになっていたりする。こうした経験から実感するのは、「その場にいること」の価値だ。
あの場に居合わせたからこそ、信頼を得て、重要な任務を任されることもある。形式的な会議ではなかなか見えない人柄や熱意が、飲み会では自然とにじみ出る。その雰囲気の中で、「この人に頼んでみよう」と思ってもらえることもある。それが結果として、自身のキャリアの転機となり、昇進や経済的な成果、いわゆる“儲け”につながったケースも、決して少なくない。
もちろん、すべての飲み会がそうした成功体験に直結するわけではないし、酒席の付き合いが苦手な人もいる。ただ、飲めるか飲めないかの問題ではなく、あの空間に「参加すること」、そして「共に過ごすこと」自体に、大きな意味があると私は思っている。
飲み会という場は、ただの娯楽や息抜きではなく、人と人との信頼関係を築き、未来につながる何かを生み出す可能性を秘めた、ひとつの“現場”でもある。だからこそ、私はこれからも、機会があればできる限りその場に身を置いていきたいと考えている。
「飲み会から世界は変わる」
なんだか大げさに聞こえるかもしれないが、これはわりと本気で思っている。あの一杯のビールの向こう側に、新しい未来が転がっているのだ。
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