酢語録BLOG 2.0

それでもやっぱり言いたい放題

過去の話が増えるのは停滞しているとき

ふと気づくと、最近の会話の中で「昔はこうだった」とか「あの頃はよかった」みたいな話が増えていることがある。誰かと集まって話していても、気づけば懐かしい思い出ばかりを語っている。そんなときって、大体、自分が今をうまく生きられていないときだったりする。

 

未来にワクワクしているときは、自然と話題も「これから何をしよう」とか「次はこうしたい」に向かう。「新しいことを始めるんだ」とか「こんなことをやってみたい」とか。目の前にやるべきことがあり、将来に期待していると、過去を振り返る時間なんてほとんどない。けれど、何かにつまずいていたり、気持ちが停滞していたりすると、知らず知らずのうちに、昔の話ばかりしてしまう。

 

「あの頃は楽しかったな」「あの頃は頑張っていたな」「あのときは充実していたな」。そんなふうに、過去の栄光や楽しかった思い出を引っ張り出してきては、「あの頃は・・・」と少しだけ気持ちを持ち上げる。でも、それって実は今の自分から目をそらしているだけなんじゃないか。

 

過去の話をすること自体は決して悪いことではない。むしろ、思い出話には誰かと共有できる温かさがあるし、懐かしさに浸る時間も必要だ。けれど、そればかりになっているときは要注意だ。まるで、昔のアルバムを眺めながら「今よりも輝いていたあの頃」にしがみついているようなもの。もしも気づけば過去の話ばかりしているなら、それは「今の自分が前に進めていない」というサインかもしれない。

 

そんなときはとりあえず、何か新しいことをやってみる。別に大きな挑戦じゃなくていい。新しいカフェに行ってみる、普段見ないジャンルの映画を観てみる、行ったことのない場所に足を運んでみる。ほんの少しでも「新しい体験」をすることで、自然と「今」の話が増えていく。話したくなるような出来事を増やせば、会話の中で自然と未来の話が出てくるはずだ。

 

過去を振り返るのは、前に進むための燃料にするくらいがちょうどいい。停滞しているなと感じたら、少しだけ意識を未来に向けてみる。「次は何をしようか?」と考えるだけでもいい。そうすれば、また新しい話が生まれ、過去ではなく未来にワクワクできるようになる。