人はうまくいかないとき、つい環境や他人のせいにしたくなる。仕事が忙しすぎるから自分の時間が持てない、家族の期待があるから思い通りに動けない、社会のルールが厳しすぎるからやりたいことができない。そう思うことで、「仕方がない」と納得し、現状を変えられない自分を正当化する。
もちろん、人生には本当に避けられない制約もある。仕事を放り出して自由気ままに生きることはできないし、家庭があるなら自分だけの都合で動くことも難しい。社会の一員である以上、ルールやしがらみがあるのは当然だ。それでも、その「制約」は本当に絶対的なものなのか? もしかしたら、自分が勝手に「こうしなければならない」と思い込んでいるだけではないのか?
「仕事が忙しくて時間がない」と言うけれど、本当に24時間すべてが仕事で埋め尽くされているわけではない。何となくSNSを眺めたり、テレビをぼーっと見たりする時間はある。もちろん、それがリフレッシュになるなら悪いことではない。でも、「本当にやりたいことをやる時間がない」と言うわりには、実際はやろうと思えばできる時間があることに気づいていないだけかもしれない。
「周囲の期待に応えなければならない」と思い込んでいることもある。本当に家族や職場の人は、自分に対してそこまで厳しいルールを押しつけているのだろうか? もしかすると、「ちゃんとやらなきゃ」と思っているのは自分自身で、実はそこまで求められていない可能性もある。「こうするべき」「こうしなければならない」という考え方を、無意識のうちに自分で作り上げてしまっているのではないか。
何かを変えたいなら、まず「本当にこれはやるべきことなのか?」と問い直してみること。意外と「そうでもないかも」と思えることが出てくる。そして、すべてをいきなり変えようとするのではなく、小さなことから始める。少しだけ早起きして本を読む時間を作るとか、1日10分でもやりたいことに取り組むとか、そんな些細なことでもいい。それを続けていけば、「自分で勝手に縛っていたもの」から少しずつ解放されていく。
誰かや何かのせいにしているうちは、現状は何も変わらない。でも、自分で自分を縛っていることに気づき、その紐を少しずつほどいていけば、もっと自由に、もっと自分らしく生きることができる。最初の一歩は小さくてもいい。まずは、「本当にこれは変えられないことなのか?」と、自分に問いかけることから始めてみる。
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